保育園と幼稚園の違い



保育・幼児教育のための施設には、保育園(保育所)と幼稚園があります。

一般に保育園は、親が働いていて保育できない場合などに、乳幼児を預けることのできる施設です。入園できる年齢は幼稚園より低く、0歳から受け入れているところもあります。保育料は、親の所得や子の年齢により違いがあります。また、保育時間は親が働いている時間をカバーできるよう、幼稚園より長めに設定されています。

幼稚園は、多くは3歳からしか入園できません。それぞれの園の方針によって違いはありますが、生活を中心とした保育園に比べて、「教育の場」という意味合いが濃くなります。預かり時間は比較的短く、9時から14時までが一般的となっています。保育料は、公立幼稚園か私立幼稚園かによって大きな差があります。

行政的な区分で見ると、幼稚園は文部科学省、保育園は厚生労働省が所管で、それぞれ基づく法令も違っています。

保育園では保育士、幼稚園では幼稚園教諭が保育や指導に当たるという点も、保育園と幼稚園の違いの一つです。

最近では、それぞれの園児受入の条件や施設の機能において、保育園と幼稚園の違いがはっきりしなくなり境界が曖昧になってきています。そこで、少子化対策の一環として子育て支援のために成立したのが「認定子ども園」という法案です。

これは、保育所と幼稚園を、総合施設として一貫させるといった内容で、国会で可決されて成立し、2006年10月からスタートしています。

これからは、保育園と幼稚園の違いを考えるというより、各家庭がそれぞれの生活スタイルや教育方針に合わせて保育・教育施設を選ぶという時代になっていくと思われます。

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